トップページに戻る
■「涅槃の道場」讃岐香川編(打ち終わりました)
広告
2002/03/17(日)晴れ
06:45高柳旅館出発、昨夜は超ぐっすり寝た。順調に行けば今日いよいよ結願である。
07:15分85番八栗寺着、背後の五剣山と建物が見事にマッチしてます。本尊見えます。
門前の有名な岡田屋旅館玄関では丁度赤い杖を持ったお遍路さんが経営者夫妻らしき人と別れの
挨拶をしていた。見送られると客は旅館に対して良い印象を持つ。その赤い杖の人は私に面白い話しを
してくれた。以前88番まで無理して行ったとき女体山で迷って夜になってしまい下り坂で転んだ。
そのときぎゅっと大蛇をつかみ助かったそうだ。だから今日は無理せず87番あたりで泊るそうだ。
07:45出発。09:00迷ったのか堤防に出てしまいそのまま行くと行き止まった。そこでその先の
琴電線路を注意して渡り墓地の中を通り、また注意して線路を渡ると漁港に出た。あと適当に線路沿い
を行くと遍路道に戻った。平賀源内生誕地を通り09:50分86番志度寺着、重要文化財いっぱいの
大きな寺だ。五重の塔もある。
本堂では阿波踊りのようなのりのよい太鼓のリズムでお経をあげていた。
納経所では大型バス2台で来ている団体さん納経に割り込んだ。
志度町と付近の町が合併して「さぬき市」に4月からなるそうだ。
10:20出発。今年初の半袖遍路が気持ちいい天気だ。長尾寺手前約1KMのところの手だけの石標が
「もう巡礼も終わりよさようなら」とも見えた。
12:00分87番長尾寺着、境内の見通しがよい。ここから88番までは5時間弱と見積もっている。
12:30出発。県道に出たり入ったりの旧道を南へ進む。途中のへんろ道案内看板を見つめあともう少し
だと身体に言い聞かす。
13:45前山ダム分岐、ダムを渡り女体山を目指す。
その大蛇をつかんだ坂かも知れない太郎兵衛館手前の下り急坂で私も滑って転んだ。
その後車道をバイパスするように何度も出たり入ったりしながら高度を上げていく。
女体山頂上直下の登りは北アルプス槍が岳穂先のミニ版の感じで、へばり付いて
登る。16:20標高776M女体山頂上、讃岐一望できる景色だ。
時計を見て急ぐ。下って車道を横切り少々登り、その後は下りに次ぐ下りの連続で急激に降下して
いく。時計をにらみながら焦って急ぐ足にGがかかる。16:58突然のように88番大窪寺境内真ん中に
降り立つ。納経所場所を尋ね、お先に納経所に走り込み、休憩後ゆっくりお経唱える。
女体山越えは結願寺に相応しいお大師プレゼントだろう。29KM(48000歩)。後はお礼参りを残すのみだ。



自家用車を置いた白峰寺まで戻るのにもうバスはないのでイロハタクシーに電話していると、
突然「車接待します」とかわいい感じの色白女性のお声がけ。門前の食堂八十八庵に土日勤務の
Sさんだ。自宅が近くなのでJR造田駅まで乗せていただく。車中での明るく楽しくのりのよい会話の
ひとときありがとうございました。娘さんと一緒にお遍路に行きたいそうだ。
次回お礼参りのスタート時に徳島のお土産「金長饅頭」持って訪ねますので再会が楽しみです。
18:36高松行き乗車、19:42琴平行き乗り換え鴨川駅下車、タクシーにて白峰寺着。
帰り国道11号線沿いの得得うどんに寄り、結願の夕食にしてはささやかな野菜いっぱいうどん2玉と
一口のビールをいただく。23:30自宅着。車サポート距離222KM。体重4KG減。
壁に貼ってある四国地図の予定行程の緑マジック線に今回の実行行程を赤マジックで上塗り記し
一時間想いにふける。
広告
2002/03/16(土)晴れ
昨日、私の発心きっかけとなった昨年5月の空海の道ウォークに一緒に参加した知人のO氏が
丸坊主になって訪れ通し打ちをすると言う。準備は済んでいるようだ。いつかはやるだろうと
予感していたので、伝染に声援贈る。私は多くを語らなかった。行けばすぐ遍路道の良さにはまるだろう。
3時間うとうと寝て02:15起床、02:50徳島市の自宅を前回歩き止めた白峰寺に向かって出発、途中休憩
を入れながら05:45着そして歩き再開。06:00お気に入りの根香寺への山道の景色に色が付き始める。
07:20分82番根香寺着、山門前で4匹の犬たちが出迎えてくれる。城壁似の上にある本堂へは回廊を
通って行く。07:50出発、先ほどの犬たち4匹がふもとまで案内するかのように付いてきた。
杖を持った遍路がえさをくれるのを知っている生活の知恵だろう。
09:30JR鬼無駅横踏み切り通過。10:10香東川河原橋渡る手前で自転車に乗った小田おじさんより
千円のお接待を受ける。11:30分83番一宮寺着、12:00出発。方向見失って国道193号まで出てしまい、
しばらく先で旧道に戻る。栗林公園前あたり分かりにくく右往左往しながら大きな建物の旧そごう
改め天満屋下の琴電瓦町駅前を何度か線路を横切り通過。国道11号線に出てからは、屋島寺のある
台地状山の屋島に向かってひたすら東に進む。ここまで相当歩いているので屋島の登りがきつい。
16:30分84番屋島寺着、山門2つくぐる。納経所と大師堂がピシャリと閉まった17:00出発。
次の八栗寺のある五剣山が見える側から復元された江戸時代の旧へんろ道がある。
この下り道は相当な急斜面だ。18:35八栗寺登り口にある高柳旅館着、納経掛け軸のある真新しい本壁の
二階部屋に通される。大きな二階の風呂もよいし、夕食も美味しかった。江戸時代からの遍路宿らしい。
37KM(歩数未計測)。

広告
2002/03/10(日)晴れ
やはりセットした携帯電話のアラームが鳴る前の朝04:25目覚め、05:35徳島市の自宅を前回歩き止めた
JR丸亀駅前に向かって出発、07:45本日の区切り予定地のJR鬼無駅着、車を駅横広場に駐車し電車に乗り
丸亀駅下車、そして08:25歩き再開。県道33号線を行く。08:50土器川から讃岐富士が見え、右後には
丸亀城が小山の上に見える。09:30分78番郷照寺着、本尊見えます。ちょっと高台になっており宇多津
の町と瀬戸大橋の瀬戸内がパノラマで見えます。門前の蔵のあるお餅屋でおにぎりにした赤飯を買う。
店内には訪れた瀬戸内寂聴の写真があった。10:00出発。10:30高速高架手前の坂公園でトイレ休憩して
いると、おじいさんより手作りの貝を使った鈴の根付けをお接待でいただく。歩いているお遍路に
貰ってもらって身代わりに参ってもらいたいとのこと。貰ってもらってとはありがたい、任してください。
暖かい今日は遍路道沿いに一緒に並んで咲いた椿と梅と桜が季節の変わり目を感じさせる。
10:50アーケード商店街を通るが寂しさ感じた。
11:35分79番高照院(天皇寺)着、神社と同居でちょっとややこしい。納経所への門は
洒落た造りである。納経所横にあった瀬戸大橋通行料金値上げ(限定割引期間切れで元に戻す)反対
署名する。本堂と大師堂前にて、私の杖のちびた短さ見てお遍路さんより声がかかり、突然錦納札を
差し出されいただく。120回歩いている小野さんだ。お話は共感できる内容ばかりだ。私がどこのお寺
がいちばん印象的でしたかと聞くと、何回もまわるとみな同じになると言われ、私が美しい女性も
120回見ますと普通の人と同じですねと言うと大笑いされた。どうしてもと言われると3番金泉寺かな
と答えられた。後に続く者に迷惑のかからぬようにと安易な托鉢のあり方を嘆かれていた。
大師生誕地近所でありながら、ここらへんの人々の雰囲気がちょっと違う話にも納得した。
私が初めてのお遍路で全てが初めて刺激的で楽しいと言うと、そう初めてが一番印象的だから続くのだと。
私が一回目終わりかけているので周りの人々に偉そうに悟ったようなこと言っていると言うと、ハハハと笑われた。
一緒に撮った写真も私の影が薄い。
持ち帰ってもよいとされる納札箱を見ても絶対目にしない錦納札を手に持っている。
初めての遍路で巡り会うことはないと思っていた錦納札の歩き遍路にお声がけいただけた幸運を大切にしたい。
12:25出発。線路を渡り、また渡り戻り12:50国道11号線高架下を横切り12:55右手の洋風廃屋前を通過。
堤防土手を行き、国道11号線に合流してから緩やかな左カーブ登りをしばらく行き、やがて左旧道にそれ
14:15分80番国分寺着、徳島や高知の国分寺と同じように風格感じる寺だ。本尊が奥に微かに見えます。
他のお寺では見かけなかったのに、ここにはたくさんのお遍路さんがいて賑やかなのが不思議だ。
14:50出発。遍路マークが見当たらないので少し不安になるが、結局裏山の電波中継鉄塔を目指して
お墓横を過ぎ、讃岐のへんろころがしと言われる登り口(トイレあり)から登りの連続となり
上の方にへんろころがし終点の休憩所の屋根が見える。ジャンパーを脱ぎ大汗たらたらで登り終える
と車道に出る。同じ道を通らぬよう行きは車道経由で行くのだろうが急坂で酸欠となっている脳は
何も考えず遍路マークの指しているとおり900メートル長い(後で分かった)山道に車道を横切り入っていく。
しかし素晴らしくよく整備され平坦で打ち戻ってくるのも楽しい山道だなと気に入った。
ライオン似の大型犬とすれ違ったときはドキッとした。
この山道はハイキングコースにもなっているようで何人ものハイカーと出会った。
私は山登りのとき登る山と地元でよく登った徳島市の眉山(280M)を比較に使ってしまう。
登る山は大抵眉山より低く見えてしまう。だから苦しむ。地元の山を高く見てしまうことって
ありますよね。おっ納経に間に合わないと最後の2キロぐらいは走る、ぬかるんだところも
泥跳ね上げて走る。16:59分81番白峰寺着、境内にいた遠くの住職らしき人に納経所はどこですかと
息荒い大声で尋ねると、こちらですよともう閉まっていた扉の奥に納経帳を持って消え納経済まして
返してくれた。もう遅いと宿の心配をしてくれた。17時以降は灯明線香禁止なので、無しで念入りに
お経を唱えた。夕方の山の上は寒く汗がひいた体は震えていた。鐘を鳴らし後にする。
17:30白峰寺にて歩き止め、次回はここより歩くことにする。25KM(40000歩)。



本日の区切り予定地まで行けず、あと2時間早くスタートしていればと悔やむが仕方ない。
寺の駐車場電話ボックスにシール貼り付けてあるタクシー会社に電話する。待っている間、岩手からの車遍路さんと
話しする。今日はここで車中泊だそうだ。ここまで道に迷いながら11日かかってしまったとのこと。
明日一日で88番まで行けるか尋ねられたので、歩いても3日の距離ですから行けますよと答えた。
寝酒を飲んでご機嫌のようだ。タクシーに乗り72歳の運転手と特攻隊の話しをしながら、
運転歴30年以上とは思えない頼りないコーナリングで山を下って行く。
ヒヤッとするが下界夕闇の歩いて来た丸亀宇多津坂出と瀬戸大橋瀬戸内海の景色は超最高だった。
やがて最寄のJR鴨川駅に着く。1分待ちで電車に乗り鬼無駅下車。自家用車で新高松駅前クレメントホテル
前のさぬきうどん屋に入りかしわうどん(700円)と五目飯(300円)と少々のビールをいただく。
ここらへんは再開発されすっかり変わってしまっている。
心なしか麺の質とかしわの量も変わったような気がするが店は繁盛していた。
昔よく来たこの店の真ん前が旧高松駅だった。
讃岐と言えばうどん、通はかけうどんなど単純な食べ方を好む。有名な店は
(私の好きなところ)ここと満濃町の長田うどんと小懸屋のだいこんをおろして食べるしょうゆうどん
である。酔い冷まして、21:55自宅着。車サポート距離192KM。体重3KG減。
広告
2002/03/02(土)曇り
セットした携帯電話のアラームが鳴る前の朝05:00目覚め、出前一丁卵入りとトースト、たっぷりの
ホットコーヒー自給し、新聞読み、NHKニュースを見て06:25徳島市の自宅を前回歩き止めた
71番弥谷寺に向かって出発、09:20着、そして歩き再開。
弥谷寺仁王門手前の俳句茶屋先の分岐を下へ降りず直進して72番を目指す。竹林と梅畑を通っていく
と大きなため池がありゴルフ打ちっぱなし練習場となっている。分岐で迷っていると、おじさんが正しい
道を教えてくれる。このおじさんは埋没していたへんろ石を掘り出し設置準備しているそうだ。
国道11号線に出て少し先で右折ししばらくで10:15分72番曼荼羅寺、本尊見えます。樹齢1200年の
笠松枯れかけています。10:45出発、来た道を少し戻りゆるい坂を少し登ると10:55分73番出釈迦寺。
舌を噛みそうな発音しにくい名前だ。歩行中「隣の客はよく柿食う客だ」など早口言葉の練習してから
寺の名前を発音した。多くの真言も早口言葉に似たところがある。本尊はすだれの向こうにかすかに
見えたような気がした。お大師さまは見えます。私は本尊見えたお寺には賽銭多く出します。
11:10出発、戻って再び72番前を通過し74番目指す。左手川にいた美しい鳥を「トキ」ならば遍路中断
して捕まえるぞと、ありえないことを考えながらずっと左を見ながら歩いた。橋を渡り、また橋を
渡ると74番を飛び越えて75番指すへんろ石が三叉路にある。あれっへんろ石間違ってらぁーと
頼りない四国の道標を疑う。さらに先に行きおかしいなと気付く。三叉路に戻り、橋を2つ戻ってみると
12:00分74番甲山寺山門がある。欲を考え左の鳥ばかり眺めて歩いたから右手にあった甲山寺を見落とした
のである。欲を考えてはいけない、いや、欲を考えるならば前後左右上下あらゆる方向の見識が必要だ。
本堂床改装中である。次の大師生誕地75番の大きさに遠慮したのかここまでの3ヶ寺こじんまりしている。
12:25出発、本家かたパン屋先で左右に12:55分75番善通寺がある。左が本堂に通じ、右が大師堂に通じる。
実に大きな寺である。五重の塔もあり、露店も多く並ぶ。今日から10日間陶器市が境内で開かれている。
本堂では大きな薬師如来が輝いていた。大師堂では真っ暗闇を歩く「戒壇巡り」する(500円)。
約一時間過ごし14:00出発。国道319号線に出るまで真っ直ぐ市街を行き、国道をしばらく行き、
14:45高速高架交差する手前信号を右折する。15:00分76番金倉寺。これまでの寺にも設置されていた
ボタンを押すと寺の案内をしてくれる装置に聞き入った。15:35出発、出発してすぐのエッソGS横
パチンコダイエー駐車場入り口アーチ門が遍路道であるのが分かりにくい。16:20善根宿まんだら見学
に行くと愛知の矢藤さんが連泊留守番していた。今日は優しい奥さんと旦那さんはお休みです、
今日初めてのお遍路さんです、矢藤さんは71番からはゆっくりまわるようにした、などゆっくり話を
したかったが、77番へ急いでしまった。16:50分77番道隆寺着。ここまで、ご本尊が薬師如来のお寺が
4ヶ寺続いた。17:15出発、暗くなってきたので先を急ぐ。
18:10JR丸亀駅前にて歩き止め、次回はここより歩くことにする。20KM(36000歩)。


地元の人に聞いても評判の店「一鶴」丸亀本店が駅横にある。電車発車時刻を確認して店に向かう。
やわらかいひなどり、噛み締め味わうおやどり、とりスープ付きとりめし、生ビール大と注文。
胡椒と塩といろんなスパイスがたっぷりよく効いた辛い味が実にビールと合う。大満足幸せである。
時計を見ると帰り電車発車時刻まで5分、慌てて会計を済まし店を出る。店から20メートルぐらい
のところで「お客さん」と店員が追っかけてくる。ドキッ、代金は払ったから食い逃げじゃないなと
変な確認して待つと、「これ忘れ物です」とリュックを渡された。ビールで赤くなっている顔が更に
赤面した。大ぽか結末となった。19:15の電車に乗りみの駅下車、前に利用したタクシーに電話するが
前々の遠くのタクシー会社にしてしまうまたもぽか。東南アジア系外人数人がにやにや笑って近づいて
くる。まずいかなと思ったら「タクシー会社なら横あるよ」と外人に逆道案内された。
近くの企業に研修にきているインドネシアの人達だった。ありがとう。駅横のさくらタクシーに乗り
自家用車まで戻る。酔い冷まして、帰り道さらに恥ずかしい大ぽかして22:45自宅着。車サポート距離241KM。
広告
2002/02/24(日)晴れ
朝06:30徳島市の自宅を前回歩き止めた67番大興寺に向かって出発、08:50着、そして歩き再開。
国道377号線を越えレタス畑の中を過ぎ、国道11号線を越え10:10出作町汐沢製菓前にて赤トレーナー
黒ズボンの若奥様らしき人より名物のやきもちのお接待をいただく。10:45観音寺駅近くの明治橋を
渡り大平正芳記念館前を通過し、信用金庫を右折し財田川を渡り細い遍路道に入りしばらくで11:10分
68番神恵院69番観音寺着。明治の神仏分離令により近くの琴弾八幡宮68番が69番に引っ越して同居となったそうだ。
距離の長い37-38番間に引っ越してもよかったのではとふと思う。上の68番そして下の69番と順番
にお参りを終え共通の納経所へ行く。境内の焚火横のベンチで休んでいると煙が流れて来て煙いが
、火の上を裸足で歩く修行に比べれば楽なものだと思い移動もせず我慢修行する(ゴホン)。
納経所横の建物のカギを開け寺の人が遍路を案内していた。ちらっと見ると宝物なのだろうか
仏像のようなものが横たわっていた。砂浜の銭形見忘れ12:00出発。冬でもいろんな花が遍路道を
なごましてくれる。財田川を本山寺に向かって左側土手(上流から見て右岸側)を前方の小山の
向こうに微かに見える寺の塔目指す。すみません、もうしないでおこうと思っていたもよおす話になります。長い土手が続き歩けども
何もない見通しのよい場所になると緊張でゴロっときます。こりゃいかんと走りますが寺の景色が
なかなか近づきませんので余計に焦ります。寺まであと500メートルぐらいでもう駄目だと、
土手下の民家に駆け込もうと決意したとき、左前方に新築のような堤防公園トイレが見えた。
助かった、お大師様ありがとう。手洗いで脂汗の顔を洗い再出発。歩きながら反省する。
室戸で民家にトイレ頼みを断られたことと、隠れることのできない場所でのプレッシャーが
突発的もよおしとなるようだ。普段の生活での食生活の乱れによる肥満と運動不足も原因かも知れない。
13:35分70番本山寺着。本堂は国宝、五重の塔が見事。大師堂では団体さんと一緒にお経唱える。
納経所混雑するが若奥さんらしき人ともう一人の女性の手さばきがよい。
14:00出発。ハイカラな寺塀横を行き、国道11号線に合流しそのまま国道をずっと進む。
途中マルヨシセンターの外トイレありがとう(小)。左に曲がるのかなと思う四国の道しるべの
ところで迷っていると、二人のお年寄りより「こちらが旧道だが先でまた合流するのでこのまま
国道を行きラーメン屋のところを左折しなさい」とわざわざ出てきて教えていただいた。
16:00その「ラーメン大学」を左折し国道と別れる。旧道らしい道が続くが、やがてなだらかな
登りとなり山の裾野にある目立つ建物(ふれあいパークみの)に向かっている。ふれあいパークみのは道の駅と
温泉が一体となっている。その先から階段となるところで売店のおじさんらしき人から
「急がんと間に合わんよ」とお尻にムチ。時計を見ると16:50分、2段づつ駆け上がり息が切れそう
になるがソルトレイクオリンピック中継を思いだし、ここが正念場で修行であると更に加速する。
心臓苦しくなったところで、真っ直ぐどこまでも登っていそうな赤い欄干の108階段現れる。
ええっいと飛ぶ。16:56その上は71番弥谷寺の靴を脱いで上がる大師堂と一緒になった納経所である。
大汗だらだらである。「すみません遅れました」と住職に断っている団体遍路の先達坊さんが
来て全員正座に加えていただき一緒にお経を唱え、更に建物内なので「五体投地」
しましょうと教わり一緒にする。大師堂から更に修行の石段を上ると岩に張り付いた本堂。
歩いてきた下界が見え景色が良い。今回はここで歩き止め、次回はここより歩くことにする。
25.7KM(41000歩)。



地元さくらタクシーを呼びJRみの駅へ、
そして18:38発の観音寺行きに乗り終点下車。再びイロハタクシーに
乗り運転手より、池の尻町遍路道沿いの魚と天ぷらの店「魚ため」情報いただき、大興寺着。
自家用車で魚ために向かい、さしみ天ぷら定食(1480円)と少々のビールをいただき今日の行程の反省と、
友達できない理由に会話の中で迎合的返答と否定的返答があるのではないかと自問自答する。
私は人との会話のときいつも否定的返答で切り返しているのを後で気付く。「そうですね」と
言えばまるく納まるのに「うん、でもね・・」と切り返してしまう。これでは相手の言葉は
まるつぶれだ。しったかぶり野郎と思われ嫌われるだろう。「うん、でもね・・」で始まる私は
相手の話をよく聞いてなく、聞いている途中で反論と矛盾追求の準備をして、相手の話が終わらない
うちから話の腰を折るようにしゃべり出す。
嫌な男だと思うと酔いも冷め覚め23:05自宅着。車サポート距離230KM。体重3KG減。
広告
2002/02/16(土)晴れ
朝06:30徳島市の自宅を前回歩き止めた椿堂に向かって出発、08:50着。椿堂奥様が幼稚園へ
お出かけ時に遭遇し駐車依頼をする。この奥様は辺見えみりプラス藤田朋子に似た純真無垢な有名美人である。
08:55椿堂出発。今日は愛媛県徳島県香川県と歩くことになる。10:00長い境目トンネルを抜けると
徳島県、しばらく先から旧道に入り、有名な民宿岡田屋の前を通り宿場跡の交差点をまっすぐ、
しばらくで11:00山道に入る。階段を上りきったところで徳島自動車道が見渡せる。
急な登りが続くがやがて12:10車道に合流し、標識によるとあと2.5KMである。
眼前には雲辺寺に隣接する電波中継鉄塔が2つ見える。車道を進むと雪をかぶった徳島県の高峰
パノラマが見える。やがて三叉路がありそこから積雪5センチほどの山道に入り山門に至る。
13:10分66番雲辺寺着。25年ぐらい前に車で遊びに来て以来だが記憶に残っていない。涅槃の道場最初
の納経を終え、多くのお遍路さんがロープウェイでやってくるロープウェイ乗り場へ景色を見に行く。
道にある徳島県と香川県の境のしるし上で2県を行ったり来たりして戯れる。素晴らしい香川側の景色が
見えた。大汗かいて2時間かかって登ってきた頂上までを、7分で結ぶ胸のすくようなロープウェイの
お姉さんが松茸茶のお接待をしてくれる。14:10出発し、2つ目の電波中継鉄塔の手前から下りに入る。
積雪で転ぶのに丁度よいような角度の坂が続く。10人は歩いていると思われる足跡がある。
何度も転びかけ、結局2回こける。下りは気をつけないと骨折します。30分ぐらいで雪のない山道と
なりほっとするが、苦痛なほどの下りが続く。やっと平地になったところで納経を間に合わすために
時速約6キロほどのスピードアップ歩行する。16:55分67番大興寺着。本堂内に移動している納経所の
親子住職と思われる方に、あとで念入りに拝みますと断り、先に墨書朱印をいただく。
結局私が拝み終える迄本堂を開けていてくれた。今回はここで歩き止め、次回はここより歩くことにする。
22.9KM(36000歩)。



地元タクシーを呼びJR観音寺駅へ、そして17:55発の西条行きに乗り川之江駅下車。再びタクシーに乗り運転手より
、焼き鳥で有名な「一鶴」ゆかりの美味しい店「一吉」が、アーケード近くのスーパー前にあると情報いただく。
椿堂着、駐車のお礼挨拶をし、奥様と記念のスクープツーショット写真を撮らせていただく。
ありがとうございました。自家用車で一吉に向かい、柔らかいひなどりと通好みの硬いおやどりと注文に迷い
結局ひなどりと鳥ご飯、そして少々のビールをいただく。気分良くなるが、すっきり酔い冷まし22:20自宅着。
車サポート距離235KM。
広告
トップページに戻る